300人の「音」

先日の日曜日、四日市市で行われたYAMAHA主催の「自由演奏会」に参加してきました。朝の九時から集まって、楽譜が配布されてその場で合奏、午前中にぱぱっと合わせ練習をしてから午後からはお客の前で発表・・・という何とも即席の曲作りでした(笑)譜読みが非常に遅い僕にとってはかなり困難な演奏会でしたが・・・まぁそこはノリと根性とで・・・なんとか。もちろん公式のイベントなので一般の方々や他校の生徒、大学生の方まで老若男女問わない幅広い人の層が作られていました。集まった人数は300人強、指揮者は代わる代わる六名の方が振られていて、四日市ドームという広い空間に音を響かせてて・・・いたのですが、人数が人数ですし空間が広いのなんのって。一拍「ぱんっ」と全員が音を鳴らしただけで残響が五秒くらい「ううぅぅぅ・・・」と響いていまして、その迫力たるや。来客数100人強に対して奏者の方が多いというのは・・・何とも例外的というか、今までにない新しい刺激でもありました。もともと、「楽器と関わりのある人皆が楽しんで演奏する」という名目なので、それこそセミプロレベルに上手な人もいれば、十数年ぶりに演奏してすっかり感覚が・・・という人もいたわけで・・・。僕らとしては他校や一般の人たちと自分達の実力を測る良い物差しでもありましたし、実力試しの機会でもありました。常日頃は校舎の中だけでの活動なのであまり他の団体と接する事はありませんので、こういったイベントはただ楽しむだけでなく、色々な視点から見ていければベストだと思います。