カウントダウン・・・それは死の宣告。

4A教室から職員室へ行くとき、通る場所があります。それは中等部委員会掲示板。そこにはこう書いてあるんですよ。「迎春祭まであと五日!皆頑張ろう!」とか何とか。楽しそうなポップ体な感じの字で、綺麗に書かれています。それは僕にはこう見えます。「コンクールまであと五日!時間がないぞ、緊張感を持て!」・・・・・・はい、分かりました。もっと必死で練習します。
と、いうわけで三月十九日、名張市青少年センターにて中日重奏コンであります。開会式は九時五十分だったと記憶しています。お暇でしたら見に来てください。
さて、今日も夜練みっちりこなしてきたので、日記に勤しむとしますか。


先日の日曜日十二日、第二回読書討論会が青雲寮にて行われました。以前紹介したような記憶がないでもないのですが、どこでやったか忘れたのでもう一度。「飛ぶ教室」、エーリッヒ=ケストナー作の小説を四年生以下に読んでもらいました。内容を簡単に説明すると、五人の個性豊かな少年たちの寮生活についてのお話です(ホントに簡単だな、おい)。丁度僕らと同じくらいの年の子供たちがする行動について、話し合いを持ちたいと思い、「友人が間違いを起こした時にどうするか」という題を出してみました。小学校の道徳の授業であったかも知れませんが、改めて考え直してみるのもまた、自分が昔とどう考え方が変わったのか分かりますし、非常に面白いと思います。やはりというかなんというか、多種多様な意見が出てきました。個人個人によって考え方がまるで違います。しかし共通して皆に言えるのは、皆正しいことを言ってる、ということです。例えば、「絶対に間違った部分は指摘して直してやるんだ」という意見の人がいます。勿論それは正しいです。しっかり注意して正しい方向に導いてやるのは友人としての義務ですしね。逆に、「事と場合によっては見逃すべきだ」という意見もあります。そうするしかなかった、いくらなんでも仕方ない状況というのは誰にもあるものです。相手の気持ちや状態を考えて自分のしてやれる事を探す、というのもまた、人間にとって必要な部分だと思います。
・・・と、いったように多数の意見を出してもらい、開催している図書委員会としても大変ありがたい結果となりました。これからも同じような形で回を重ねていきたいと思っていますのでよろしくお願いします。


十九日の「闘い」が終わっても春期講習に部活の春合宿、新入生の受け入れ準備等、寮としてやる事、学校としてやる事は終わりません。もちろん部活も。帰省は帰らずに寮内の整備を役員でやったり、クラリネットの練習も基礎から固め直したり新曲の練習をしたりと時間を有効かつ効果的に使えたら、と思っています。